このシリーズは、ソロ・コンクールやコンテストで定番とされる中・上級者向けの人気曲を、原曲の魅力をそのままにお届けします。 上級レベルのレッスン教材や、より高難易度の楽曲へ挑戦したいプレイヤーの要望にお応えできる楽譜シリーズです。 手に入らない…とあきらめていた憧れの曲にいまこそ挑戦を! アンドレ・メサジェ(1853-1929)は、作曲家として、また指揮者としてもフランスの音楽界を牽引してきました。喜歌劇やオペレッタの作品を多く手がけており、指揮者としてはドビュッシーのオペラ『ペレアスとメリザンド』を初演したことでも知られています。 『Solo De Concours』は、1899年のパリ音楽院卒業試験のためにメサジェによって書かれた作品です。特徴的な中間部の長大なカデンツァなど、ハイレベルな演奏技術が随所で要求されます。クラリネットならではの華やかさとフランスらしい洒脱な魅力にあふれ、現代においても主要なレパートリーであり続けています。 流通している譜面や各種資料を比較・精査の上、各種記号や構成音を整理し、かつ原曲の様式を損なわないよう努めて編集しています。 編集・校訂:山里佐和子 編成 Clarinet in Bb Piano