エミール・ジャック=ダルクローズ ダルクローズ ピアノ曲集2

作曲:エミール・ジャック=ダルクローズ
校訂・監修:ジャック=ダルクローズ作品研究会
菊倍判/72頁
グレード:初~中級
ISBN 978-4-7609-0672-7


ジャック=ダルクローズ(オーストリア:1865 ~ スイス:1950)は、リトミックの巨星として、知らぬ者はない教育者であるが、本来は作曲家であり、優れたピアノ曲・声楽曲・室内楽曲・管弦楽曲・舞台作品などを残している。
本書はそのうち、ピアノソロ作品を中心に採り上げる。「動きを通じて音楽を学ぶ」というダルクローズ理論のとおり、遊び方のついた楽しい作品や、バレエ曲を連弾に編曲した本格的なコンサートピースまで多彩な内容となっている。全14曲。

リトミックの遊びとロンド
 第1集、第1曲 生きている音階 (1’15”)
 第1集、第3曲 身体のオーケストラ (1’35”)
 第1集、第4曲 自由な交差点    (1’35”)
 第1集、第7曲 幸せな出会い    (1’40”)
 第1集、第8曲 ぶらーんぶらーん  (1’25”)
 第2集、第1曲 おばあちゃんの羊毛紡ぎ(1’20”)
 第2集、第3曲 移り気なワルツの踊り手(1’25”)
 第2集、第8曲 頑固な若いロバ    (1’30”)

ソナチネ
 第1楽章(3’40”)
 第2楽章(2’05”)
 第3楽章(2’50”)

アルバムの一葉
 I (1’55”)
 II (1’20”)

カモメのワルツ (4’15”)

巻き髪とアラビア模様(2’35”) 

オペラ『サンチョ』より バレエ第3曲(丹原 要:編曲)(2’20”)



<まえがき>

 エミール・ジャック=ダルクローズ( 1865~1950)が「リトミック教育」の理念や方法を創始したのは、19世紀が終わる頃でした。この方法は、ジャック= ダルクローズを始め、多くの人々の長い実践的な経験の中で、時代や場所に合わせ、形を変えながら現在へと繋がっています。

 教育活動の一方で、彼は作曲家として多くの作品を残しました。小さなピアノ曲や歌曲、室内楽や大規模なオーケストラ曲、そしてオペラまで、その数は、1,000を超えると言われています。ウィーンとパリに学んだこの作曲者の作品は、ロマン派から近代の様式を表しており、歌謡性や舞踊のリズムに溢れています。これらの作品は、純粋に芸術性を志向しているものもありますが、多くは彼独自の教育的な意図を感じさせます。

 この「ピアノ曲集II」では、その中でも、教育的な目的を持つ「音楽遊び」の作品と、彼の音楽の本質を成している要素を感じ取れるような作品を集めました。これらの作品は複合的な要素を持っており、見方は一つとは限りません。≪作品の解説≫は、解釈の一例として、演奏の際に一助としてください。

 私たちは「ジャック= ダルクローズ作品研究会」を2013年に設立し、コンサートやワークショップを開催してきました。彼の音楽の魅力は人や自然に寄り添い、ユーモアや愛情があるところです。この度校訂した3冊目の楽譜の発刊が、ジャック= ダルクローズの作品の魅力がさらに広まる契機となることを願っております。

 このたび出版にあたりまして、エミール・ジャック= ダルクローズの孫娘であるMartine Jaques-Dalcroze 女史から、心温まる祝辞を頂きました。
 また、作品の調査のためにご協力下さったジャック= ダルクローズの研究家であり、ジュネーヴ音楽院の図書館長であるJacques Tchamkerten 氏にも感謝申し上げます。
ジャック=ダルクローズ作品研究会
代表:馬淵明彦
丹原 要、藤田佐知子、井上恵理
ランキング:
税込価格 ¥2,200(本体 ¥2,000)
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出版社 カワイ出版 ジャンル 作曲家別ピアノ曲集
編・著・監修 ジャック=ダルクローズ作品研究会
グレード 刊行日 2021/04/01
総ページ数 72ページ サイズ 30.4
厚み 5mm 重さ 243g
版型 菊倍 絶版(再版予定)
編成
掲載曲