ピアノライブラリー ラフマニノフ前奏曲集 作品3ー2 作品23 作品32

ラフマニノフ直伝の演奏法に基づく校訂によるピアノ愛好家待望の楽譜です。
この24の前奏曲は比較的演奏の容易な曲が多く、ラフマニノフの作品中最も人気が高い作品です。特にOp.3-2は神秘的で荘厳な雰囲気を持ち、作曲者自身の演奏会でもアンコールで必ず弾かれたといわれています。
本版は作曲家自身の校正による初版を底本に校訂し、運指・ペダルは作曲者の指示と校訂者の補足との区別を明確にしました。ラフマニノフ直系の弟子による校訂・解説で、作曲家の意思をより正確に伝える丁寧な、信憑性の高い楽譜になりました。
中級以上の愛好家や、音大生からプロのピアニストまで広くお薦めします。

〔楽譜の特徴〕
●ラフマニノフ自身の校正による原典版を底本に校訂●ラフマニノフの演奏伝統に基づく運指とペダル用法が付された最初の楽譜
●運指は作曲者の指示と校訂者の補足の区別を明確にした
●ラフマニノフ直系の弟子へ伝授された作曲家の真の音楽を伝える楽譜
●ラフマニノフ演奏への指針となる丁寧な解説

■平井丈二郎(ピアニスト)
10歳で自作「主題と変奏」をNHKより放送。ピアノを永井進氏に師事。東京芸大を首席で卒業、在学中に安宅賞を受賞。同専攻科修了後、米国ジュリアード音楽院留学、S.ゴロドニツキー教授に師事。バルトークコンテストで「ピアノ協奏曲第3番」を演奏し優勝。1970年ヴィオッティ国際コンクール第2位。ワシントンとニューヨークでデビュー、ヨーロッパ各地を演奏旅行し、いずれも絶讃を受ける。1974年学位論文「ロマン派ピアノ音楽の始祖ジョン・フィールド」を発表及び3回のドクター・リサイタル(公開)により、ジュリアード音楽院より東洋人として初のDMA(音楽芸術博士号)の学位を取得。現在、放送やコンサートで演奏活動の他、東京芸術大学教授として優秀な若手ピアニストを世におくり、作曲家としても活動。ジョン・フィールド「ピアノ名曲選集」、スクリアビン「ピアノ曲集」全5巻を校訂(全音楽譜出版社刊)。
◎ラフマニノフ出版記念リサイタル情報:2005年10月10日(月・祝): 東京文化会館 小ホール
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税込価格 ¥2,640(本体 ¥2,400)
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出版社 (株)全音楽譜出版社 ジャンル 作曲家別ピアノ曲集
編・著・監修
グレード 刊行日 2005/07/20
総ページ数 124ページ サイズ 30.3
厚み 8mm 重さ
版型 菊倍 絶版(再版予定)
編成
掲載曲