2004.2月 第59号


来たる新学期に備えて……!

いま人気の導入・初級教材は
コレだ!

*** 人気ランキング&おすすめテキスト特集 ***


  いよいよもう少しで新学期。
個性豊かな生徒さんをどーんと迎え入れるためにも、
教材研究は欠かせません!
 そこで今回は、今人気の教材および注目商品を
ご紹介。ご参考になれば幸いです!

◎テキスト人気トップ10◎

(1)ぴあのどりーむ(学研)
(2)みんなのオルガン・ピアノの本(ヤマハ)
(3)ピアノひけるよ!ジュニア(ドレミ)
(4)バスティン ベーシックス(東音企画)
(5)ピアノランド(音友)
(6)こどものバイエル教本(ドレミ)
(7)うたとピアノの絵本(音友)
(8)トンプソン現代ピアノ教本(全音)
(9)みんなのおけいこ(音友)
(10)グローバーピアノ教本(ヤマハ)

【次点】「メトードローズ・ピアノ教則本」(音友)「おんぷの学校」(全音)「アキ ピアノ教本」(音友)「バーナムピアノ教本」(全音)など。

♪「はじめてピアノをならうこのために ぴあのどりーむ1〜6」
   
(田丸信明 編/学研 各1400円)

 初級ピアノテキストの中ではやや高価ながら、バツグンの人気と売上を誇る「ぴあのどりーむ」。多くの先生方に支持されるその理由は、決して途中で挫折することのないよう無理なく少しずつ進んでいけるカリキュラムと、美しい装丁にありそうです。
 導入は「ミドルC」から。上下に少しずつ音域を広げていき、伴奏と合わせたり歌を歌ったりしながら少しずつピアノに親しむことができます。また、一曲一曲が短いので比較的進みが早く、達成感を感じやすいところも◎。そして、それぞれの練習曲
と対応している永田萌さんの彩り豊かなイラストは、ただ眺めて楽しいだけではなく、曲のイメージを大きくふくらませる役割も担っています。
 テキストのほかに「ワーク」「レパートリー」「ピースレパートリー」など、さまざまな関連教材とも体系づけられているので、シリーズで使うこともできます。その他、バーナムなどのテクニック教材を併用すればよりGood。

♪「しってる きょくで どんどん ひける
ピアノひけるよ!ジュニア1〜3」
(橋本晃一 編/ドレミ 各1000円)

 1998年に出版されて以来じわじわと浸透していき、今では導入テキストの人気上位に常にランクしている「ピアノひけるよ!ジュニア」。ミドルCを中心に徐々に上下に音域を広げていき、「きらきらぼし」「げんこつやまのたぬきさん」など、子どももよく知っている曲をたくさん弾くことで、楽しみながら譜読みやテクニックの力を身につけていきます。シリーズに、テキスト対応の「ワーク」、ミドルCポジションのテクニックをよりしっかりと身につけるための「はじめのテクニック」、発表会にも使える「レパートリー」「変奏曲集」などがあります。

◎テクニック教材 人気トップ10◎

(1)バーナム ピアノテクニック(全音)
(2)ピアノの練習ABC(音友)
(3)ピアノのテクニック(音友)
(4)バスティン ベーシックス テクニック
                (東音企画)
(5)新編 こどものハノン(学研)
(6)ゆびのたいそう(学研)
(7)ピアノのラジリテー(音友)
(8)ピアノランド たのしいテクニック
                   (音友)
(9)新しいピアノのテクニック(音友)
(10)毎日の練習12か月(ヤマハ)

【次点】 「ピアノひけるよ!はじめてのテクニック」(ドレミ)「ジュニア版ピアノの練習ABC」(音友)「ピアノ・スポーツ」(全音)など。

♪「はじめてピアノをひくときに
ピアノランド たのしいテクニック 上・中・下」

(樹原涼子 著/音友 各1200円)

 小さな子どもでも、先生と一緒に楽しみながら、ピアノを弾くために必要なテクニックを一つずつ確実に身につけていけるよう考えられたテキスト。導入〜初級にあたる(上)巻ではほとんどの曲に伴奏がつき、楽しいイラストや歌、さらには筋力を高め
る指あそび等で、いろいろなハーモニーやリズムを感じながら、タッチの基礎を身につけます。全巻を通じて、緊張と脱力、腕の使い方、タッチの使い分け、ポジション移動、手首の使い方、ペダルの使い分けなど、ピアノを表情豊かに弾くための多彩なテクニックを学ぶことができます。
別売ミュージックデータ(音友 各5500円 ※GS音源のみ)あり。

♪「集中力を育てる ピアノ ファースト レッスン
 〜うたう心と指づくり〜」

(原田敦子 著/ヤマハ 各1300円)

 子どもが3歳くらいまでに獲得する 人まねあそび  想像あそび をベースに、先生の お手本 を生徒が歌やピアノで模倣することを通じて、表現力を養うことを目的としています。注意深く相手の演奏を聴き、それを自分の身体で表現するという訓練は、単なるテクニックの向上にとどまらず、日常生活でのコミュニケーション能力を育てる上でも有効かもしれません。また、読譜の必要があまりないので、音符を読むことが苦手な生徒さんや、練習時間の少ない生徒さんのレッスンにもオススメです。
 また、コース(2)「記憶と想像のために」では、「考えてから弾く」ことをさらに進め、8小節の短い旋律を左右の手で模倣します。


♪「表現のためのピアノテクニック
ピアノ・スポーツ[改訂版](1)〜(4)」

(C.ミラー 著・安田裕子 訳/全音 各1000円)

 サッカーやバスケットボールなどのスポーツの動きと、ピアノを弾く上でのさまざまなテクニックとを結びつけたユニークなテキスト。スポーツ好きな男の子には絶対にオススメです! 生徒さんと一緒に、生き生きとした音色を追求して下さいね。
 また、テクニック教材として使うだけでなく、即興演奏へのモチーフとして使ったりしても面白そう。

◎副教材(ドリル・ワークなど) 人気トップ10◎

(1)新編 おんがくドリル(学研)
(2)新編 おんがくドリル ワーク(学研)
(3)ともだちのーと(ドレミ)
(4)ジュニアクラスの楽典問題集(ドレミ)
(5)ぴあのどりーむ ワーク(学研)
(6)週に一度のおんがくワーク(ドレミ)
(7)4才/5才のソルフェージュ(音友)
(8)やさしいソルフェージュ(ドレミ)
(9)わかーるワーク(Mランド)
(10)がくてんドリル(学研)

【次点】 「おんぷのドリル・ルンルン」(くおん)「バスティン 聴音&楽典パーティー」(東音)「おんぷにこにこ・ワーク」(サーベル)など。

♪「リトミック・ソルフェージュ
ともだちのーと[改訂版] 0〜6」

(石丸由理 編著/ドレミ「だいふひょう編」
のみ480円、それ以外は各550円)

 はじめて音楽を学ぶ子どものためのワーク。リトミックの要素を取り入れ、ただ正解を書き入れていくだけでなく、歌やリズムあそびなどを通じて多面的に音楽を体験し、理解につなげていきます。ト音記号読みの@巻と大譜表読みのA巻の間に「だい
ふひょう編」ができたことで、より使いやすくなりました。また、「ちょうちょ」「こぶたぬきつねこ」など、子どもにもおなじみの曲がたくさん使われているのも人気の秘密です。


♪「おんぷにこにこ・ワーク(1)〜(5)
音あてクイズつき
(遠藤蓉子 著/サーベル 各950円)

 シンプルながら、はじめて音符に出会う子どもが楽しく学べるための工夫が随所に感じられるワーク。何度も繰り返し音符を書いたり、「音あてクイズ」で遊んだりしながら音符の読み方を定着させていきます。大きな5線でのびのび学べるので、特に幼い生徒さんにオススメ。巻によって音域が異なるので、生徒さんの状況によって巻数をセレクトして下さいね。

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 以上ご紹介してまいりましたが、もちろんこれらのテキストがすべての生徒さんに万能というわけではなく、また今回ご紹介した以外にもすばらしいテキストがたくさんあることは言うまでもありません。それぞれの教材の特徴と生徒さん一人ひとりの状況と目的をふまえ、ぴったりの一冊を見つけてあげて下さいね!!

※なお「トップ10」につきましては、LPO配布店を中心とした全国の楽譜販売店の販売データを調査・集計しました。

(取材・文 LPO編集室)



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