2001.2月 第23号


ピアノの先生に贈る
21世紀へのメッセージ

<後 編>



 皆さまこんにちは! 
 新年のレッスンは順調にお進みですか?
 今回も前回に引き続き、「新世紀特別企画」として、これまで
LPOにご登場いただきました先生方からの温かいメッセージをご紹介します。これらのメッセージが皆さまへの大きな励ましとなれば幸いです。
 さあ、今年も、そして今世紀も、気分新たに頑張ってまいりましょう!

■大崎妙子先生(第3号ご執筆)

 いよいよ21世紀に入りました。新しい時代に入り、いろいろな物事が急速に進化しています。私たちピアノレスナーも時代に取り残されないよう進化していかなくてはならないと考えるこの頃です。  
 そこで今、改めて周りを見渡すと私たちの職業に係わり合いのある問題が多く起こっていることに気付きます。いろいろな社会現象の他に、軽度障害をもつ子供の率が増加していることや、少子化とだけは言えない親御さんのピアノ離れなども、先生方は感じておられることでしょう。このような中では技術を教えるだけのピアノの先生だけでは職業が成り立たなくなっているのは当然と言えます。
 しかし、一方では「心を豊かにする音楽教室」が求められているような気がします。世の中が殺伐とすればするほど、人は心の豊かさとよりどころを求めます。それが音楽教室にはちょうどよいと思うのです。子供たちばかりではなく、高齢者にも、赤ちゃんにも音楽は共通です。誰もが参加できるような教室作り、つまり教室の多様化こそが今もとめられているピアノ教室なのだと思います。
 「10年後もピアノの先生ができるように頑張ろう!」というのが私たち仲間の合い言葉です、皆さんもぜひ、個性ある教室作りをお勧めします。

■呉竹英一先生(第5号ご執筆)

 音楽療法にかかわってから、音楽観が少しずつ変わってきました。
 コンサートでは、演奏者が演奏したい音楽から聴衆が聴きたい音楽へ、音楽教室では、指導者が教えたい音楽から学習者が学びたい音楽へと変化してきました。
 ここで大切なのは、演奏した音楽と聴きたい音楽、教えたい音楽と学びたい音楽のバランスです。特に音楽教室では、このことが重要です。それは、指導方法と提供する教材、指導者の人間性などによって、学習者の音楽への対応や音楽性が決まってくるからです。
 21世紀にはばたく子どもたちが、どのような音楽性を身につけるか、どのような音楽を愛するか、これはひとえに指導者次第です。大げさにいうと、21世紀の音楽の動向は指導者の肩にかかっていると言えます。
 21世紀の音楽の羅針盤は自分が動かすのだという気持ちで、ステキな音楽を楽しく指導してほしいと思っています。

■石丸由理先生(第5号ご執筆)

  楽器を演奏することが最終目的ではなく、「自分が音楽を表現する喜び」そして「学んでいる充実感」この2つを味わってもらいたい。
 学ばされるのではなく、知的好奇心をわかせてぶつかってきてほしい。だから、いつも学ぶ喜びが感じられるような、心を揺さぶり、緊張、喜び、感動を与えてくれる音楽を提供して、えーそうだったのと発見する喜びや、解決できた満足の持てるレッスンにしたい。
 音楽という世界共通のコミュニケーションの手段を学ぶことは、人の気持ちを考えられる豊かな人を育てると考えています。与えられた空間に必要な音量、速さそして時間とともに変化する事に次々対処していく演奏能力は、社会生活で、その時必要なことを読み取る能力を育てるでしょうし、アンサンブルで育てる協調性は、相手の気持ちを思いやり、お互いが一番生かせる工夫や、協力する喜びを持てる心を育てるでしょう。
 そして何より「音楽を好きだ!」と思える気持ちが、魅力的な好奇心いっぱいのこどもを生み出すのではないでしょうか。

■江守三千代先生(第6号インタビュー)

 21世紀! どんな時代になるのだろう? 子供達は自然との出会い、感動を味わう事無く、大人になるのだろうか? 幼少よりTVゲームで遊び、パソコンを扱える子も多く、家の外で遊ぶ事が確実に減っている。市街地は外で遊ぼうにも、田畑が消え、緑も減り、公園も少なく、遊ぶ場所も無い昨今である。
 そして、人の価値がテストの点数、偏差値で計られる学校教育! せめて学校外で音楽を教える私たちとしては、習いに来る子供達を受け入れ、心を知り、個々の素質、可能性、音楽性を見出してあげたいものです。とかく、先生がやりがちな「右向け右」の指導で、子供を自分色に染めてしまうことは避けたいものです。
 本当は、音楽は教えるものでは無いのでは? 先生は、生徒一人一人に育つ音楽性にちょっと手を貸し、個々の感性を見出し、その開花時期にそっと背中を押してあげる人なんだと思います。そして何より大事なことは、子供が少しでも進歩したら、誉めて、認めてあげること。生徒の反応、様子に臨機応変に対処し、集中させる努力すること。そして、いつも教える先生自身が「音楽は楽しい!」「音楽はすばらしい!」情熱を持って生徒に接することだと思います。
 それには、先生の心にゆとりが無くてはいけません。たまには、自然の中に身を置いて、自然が奏でる音楽を聴いて下さい。色々な音のささやきが、心を癒しますよ!

■藤原亜津子先生(第8号ご執筆)

 「音楽人口をふやそう!」

 21世紀に新たに思うこと、それは音楽人口をふやしたい! ということ。地域の裾野を広げたい! ということ。
 導入期の生徒を受け持つ私たちが元気になろう! そのために、自信をつけよう! 講習会に参加して、仲間を作ろう! 情報をキャッチしよう! 皆で学び、育もう!そして教室に戻り、生徒に伝えよう! 言葉はやさしく、願いは強く、深く、丁寧にかみくだき指導しよう!
 指導者としてのこうした思いは、実は、昔も今も変わりません。 でもみなさんの周囲には、確実にその思いを実現できる、技術や社会の発展があるのです。
 電話だけだった時代から、FAX、そしてメールの時代へ。教材は山ほどあるなかから自由に選ぶことができます。DTMの発達で、音楽教育の世界でもデータのやりとりが行われ、指導に工夫が生まれました。IT革命の進展はすさまじいかぎりです。テレビ電話でレッスン、そんな時代がもうそこまできています。
 思いを実現できる、この時代。私たちはもっともっと元気になり、世の中の流れをキャッチしていこうではありませんか。生徒たちはそんなあなたの指導の言葉を待っています。
 さあ、音楽好きの子どもを育てましょう!!


■岩崎 淑先生(第8号インタビュー)

「レッスンに大切なこと」

@譜面に忠実に従うこと

  発想記号、強弱、速さ、アクセント、テヌート、
  スタッカート、ペダリングなどが忠実でないために
  音楽的欠陥を生み出すことが多い。勿論様々な
  タッチによる音色作りは最も大切なことである。

A正しい手の形、指の形をチェックする

 手の甲のくぼみを丸くすることによって関節でしっ
  かりした打鍵を促し、親指の位置を知る。基本的
  な良い手の形によってピアノの基礎的テクニック
  を習得することが、すべて先の進歩につながる。
 
  最近私の所に来るようになった小学生は、それまでの先生からエチュードをほとんど与えられていなかった。バランスの取れた栄養を与えないと身体が作られないのと同様、バランスよく教えるレッスンが必要である。スケール、アルペジオなどは毎日弾く習慣をつけて欲しい。私自身、今も毎日欠かさずスケールから練習を始めるが、これが、私がピアノを弾く秘訣の一つだと信じている。
  今一度基本を見直し、それを忍耐強く生徒に繰り返し指導してほしい。そして、生徒が練習が楽しくなる時は、進歩し、上手くなっていく喜びが見つけられた時だし、その演奏は、いつも先生の教える喜びにつながると思う。
  最後に先生は、機会あるたびにご自分の演奏のチャンスを作り、人前で弾く喜びと大変さを常に味わって欲しい。演奏できる先生であることは、先生の大切な条件となるでしょう。

■角 聖子先生(第9号ご執筆)

 21世紀は、心の在り方が問われる時代になると思います。知識やノウハウだけでの指導法では、全く対応できなくなると感じています。今までの方法が通用しなくなった時、どれだけ柔軟に向き合えるか、また、どれほど素直に原点に立ち戻れるかが、重要なポイントになってくるのではないでしょうか。
 ここ一年で、ピアノの先生が、私のもとへレッスンに来られる機会が増えました。ブルグミュラーやソナチネ等、子どものための曲集や、大人のための教材を使っての演奏法を指導しています。無理なく楽しくピアノが弾き続けられるよう、見守っています。指導法を教えるよりもはるかに魅力的な指導者へと成長していく様子に、原点を見るような気がしてなりません。


■井上直幸先生(第10号ご執筆)

  新しい世紀ということですが、特に感慨はなく、むしろ、音楽の良さや素晴らしさを伝えていくという点ではどうもあまり希望が持てないなあというのが実感です。
  日本の子供たちの演奏は、確かに水準が上がっているけれど、「興味の持てる」演奏となると、そう多くはありません。ただ、ピアノにしろ何にしろ、打ち込めるものを持っているのは素晴らしいことだと思います。
  ピアノの先生にはぜひ、音楽的な良いレッスンをしてほしい。そうすれば子供たちもついてきます。そのためには、先生自身がまず音楽が好きだということ、そして、どんなに忙しくても、何らかの曲を自分でいつも弾いていることが必要だと思います。それもただ弾くのではなく「仕上げる」つもりで真剣に取り組んでいると良いと思う。 
  偉大な作曲家の前では、先生も生徒も同じです。曲の良さを生徒に伝えるためには、自分でそれを体験していることが大切だと思います。

■繁下和雄先生(第11号ご執筆)

「ピアノとミシン」

  日本古来から花嫁になるための必須アイテムとして「被服」があり、女の子は小さいうちから一針一針縫うお稽古をしたものでした。それが戦後になって家庭用ミシンが登場、さらに「積立ローンシステム」の導入により一家に一台ミシンが普及、今やミシンができることは何の特技でもなくなってしまいました。
  一方、ピアノもミシンと同様な過程で普及し、35年ほど前からローンシステムによって急速な発展を遂げました。当時はサラリーマンの年収に匹敵するほどのピアノが、ローンによって一般家庭でも買えるようになったのですから大変です。ピアノの普及はピアノ教師の不足を生み、ピアノさえ弾ければ誰でもピアノ教師としての収入を得ることができるという現象は、花嫁道具としてのピアノ像を更に増強しました。しかし、そうしたピアノ教師増産の一方で、少子化によるお稽古人口の減少は、付加価値を失い、花嫁道具としてのピアノ像を一転させてしまったのです。
 本来のピアノにとって、これからが幸せな時代がやってくるのです。苦しみに耐えるお稽古から解放され、義務感を持たずに楽しみごとの道具としてピアノが存在するのですから。かつてのイメージの中で学んできたピアノの教師にとって、このイメージチェンジが最も求められていることでしょう。


■澁谷明子先生(第15号インタビュー)

「見守り続けたい」

  私の勤務する小学校の音楽室には、休み時間になるといろんな子供がやってきます。5年生のA君は「ドラゴンクエストマーチ」がどうしても弾きたくて、昼休みにはいつもピアノの先生にもらった楽譜を手にして音楽室に来ていました。指が思うように動かず、悪戦苦闘が何ヶ月も続きましたが、A君は決してあきらめませんでした。そしてついにはクラスのお楽しみ会で念願の曲を演奏し、友達や担任の先生から拍手をもらうことができました。その時の彼のうれしさを思うと、私までうれしくなってしまい、A君のピアノの先生にもお話ししたいような気持ちになりました。
  学校教育が大きな変化期を迎えようとしている今、音楽科にも大きな影響が予想されます。例えば小学校高学年では年間20時間の時数削減となり、学習内容の見直しが迫られています。音楽教育で「何を」教え、子供を「どう」育てようとするのかが問われているのです。また、子供達の様子も昔とはずい分違って見えます。ストレスの多い世の中を生きていくことは大人だけでなく子供にも大きな負担を強いていることがうかがえます。
  私達現場の音楽教師も、この荒波の中で模索を続けていくことになりますが、休み時間に音楽室を訪ねてくるA君のような子供達のひとりひとりが、それぞれの心に音楽の花を咲かせてくれることを願いつつ、明日からも見守り続けたいと思っています。


■折山もと子先生(第16号ご執筆)

 私たちは劇的な世紀の変わり目を体験しました。
 20世紀はエコロジーの問題をはじめ、多くの課題を新世紀に残しました。
 音楽は常に時代の影響を受けますが、大きな潮流として、トライバル(=部族的、種族的)な感覚が強くなり、原点への回帰が求められています。
 音楽教育にも日本音楽が取り入れられるようになったり、音楽にかかわらず、美術的なテーマにも「四大文明展」に見られるような、根源性を追い求める気風が感じられます。
 ピアノ・レッスンにおいても、これからますます多様な音楽への対応が望まれる傾向にあります。西洋的な和声に縛られない、即興性を主体とした音楽の必要性が、表現性の自由を獲得するために重要な側面となってくるでしょう。
 私個人としては、西洋音楽の手法のみではピアノ(音楽)教育は立ち行かなくなるのでは、というような予感を強く持ちながら、多様な音楽表現に対応できるような感覚と、指導者の育成を引き続き務めていきたいと思っています。


■木幡律子先生(第17号ご執筆)

「音楽は世界を覗く窓!」

  スイッチひとつで世界の情報がリアルタイムで手に入る時代となりました。今や国際的な人間を育てるために、子供の頃から耳で学ぶ英語教育も盛んです。しかし私達にはもっと身近に、世界を知ることのできる素晴らしい音楽があります。
  さまざまな曲を通して、楽しいダンスやお祭り、優しいお母さんの子守歌、農作物の収穫の喜び、恋人を思う心、別れの悲しみ、そして自然を愛するといった人々の生活が、どこの国にもあることを知ります。また、ひとつの小さな曲からその国やその国の歴史、作者や当時の人々の感情を知り、それら全てが時代を経て現在に、そして世界につながっていることを知ることができます。
 そうです、音楽は好奇心に満ちた幼い子供たちが、世界を覗くことのできる最も手っ取り早い“窓”であり、“国際語”なのです。豊かな21世紀を迎えるに当たり、まず私たちがこのような認識を新たにしたいと思います。


■加藤富美子先生(第18号インタビュー)

「音楽の原点に立ち戻って……」

  新しい世紀がはじまりました。これからの世紀、私たちを取り巻く音楽環境はどのように変化していくのでしょうか。おそらく、より一層の科学技術の進歩にともなって、デジタルで人工的な音楽にすっかり包まれていくことになるのでしょう。
  その中で、新しい世紀を担うこどもたちのための音楽教育を考える時、より一層、「生の音」の素晴らしさを伝えられるような教育をと願わずにはいられません。生身の息づかいを感じることのできる音楽、音の響きへのたゆみない追求を生むような音楽によってこそ、豊かな潤いある暮らしが生まれるに違いないと考えるからです。
  これをピアノの指導におきかえた時、おのずとそこで大切にされるべきものがわかってくることでしょう。ピアノを通して音の響きを追求していけるような耳を育てること。こうした音楽の原点ともいうべきものに、今一度立ち戻り、より一層それを大切にすること。これが今、私たちに求められているのだということが……

■園田高弘先生(第19号ご執筆)

  新しい世紀とはいえ、すべてが一新して違う時代が始まるというわけではない。時間は継続していて、特別な感慨はない。少子高齢化など何も日本だけではなく、欧米諸国はおしなべてその問題に直面している。
  しかし、最近の音楽教育は非常に憂うべき状況と考える。20世紀の後半は、欧米に追いつき追い越せで熱心な教育が行われ、多くの演奏家が輩出した。しかし極端な専門化、高度化を目指すあまり、失ったものも大きい。コンクールの入賞など、せっかちに目に見える成果を求め、メディアにのって少しでも名前が売れれば目的が達成されたかのような風潮が主流になった。芸術や文化を育てる本質的な教育ではなく、形骸化したシステム、音楽文化のありようが目に余る。
  旧態以前とした音楽大学の教師には猛省を促したい。時代は動いているし、その動きに対応できているだろうか。欧米ではすでにブーレーズの作品なども古典に属する。そういった現代音楽をも視野に入れて教育するシステムが今の大学にあるだろうか。日本の音楽教育は、いつの頃からか、再び、世界の情勢から置き去りになってしまっている。このままではアジア諸国の中でも脱落していくだろう。日本の教育システムやジャーナリズムの閉鎖性を変えていかない限り、未来の展望は開けてこないと思う。

■宮本満栄先生(第19号インタビュー)

「音楽を聴くことから始めませんか?」

  最近大人向けの教材はもちろん、子供達の教材もポップス色の濃いもの、リズムを楽しむものが増えてきました。当然それを教える先生方は、リズムに強くなることとアレンジの良し悪しを見極める目を養うことが必要になってきます。
  今までクラシックだけを勉強してこられた先生方がジャズやロック、ラテンなどの音楽を苦手とされるのは仕方のないことですが、だんだんそれではすまなくなってくるでしょう。しかも、これは楽譜とにらめっこしていて身につくものではないのです。長年ピアノの先生方にポピュラーやジャズを教えていますが、原曲を知らないために曲の雰囲気やリズムのノリが全く違ってしまっていることがよくあります。ポップス系の教材や曲集はほとんどがオリジナルかアレンジ譜で、原曲はバンドやアンサンブルで演奏されているはずですので、まずその原曲を聴いておくことは大切ですが、いろいろなアーティストによって編曲されたものもたくさん聴いておく必要があります。
  これからどんどん生徒さんの嗜好が多様化していく時代、まず私達ピアノの指導者、特に初歩の生徒さんを教える先生ほどオールマイティーであるべきだと思います。音楽に垣根を作らず、今年はせめて 世紀の代表曲だけでも聴いてみませんか? 何を選び、どのように聴
けばいいのかは、いずれまたの機会に……!

■大矢公子先生(第21号ご執筆)
 
 かつては誰もが子どもだった、それなのに幼い頃の気持ちをすっかり忘れているピアノ教師。このことに気づいているかいないかが、良い指導ができるかできないかの大きな分かれ道です。
 以前こんな経験があります。片時も親元から離れられなかった3歳の娘を妹夫婦は引越準備のために一晩私達に預けたのです。夕暮れが迫って鈴虫のなく音が聞こえ、耐えていた姪は言いました。「あの虫さんも、お母さんがいないよ〜って泣いているのかなぁ」
 私が請われて初めてピアノ指導をしたのが20歳を少し過ぎた頃、それ以来さまざまな勉強と経験を重ねて30年が過ぎようとしています。初期の頃は若さが売りものの熱血教師。かつて自分が習った方法をよりどころに指導していた時期です。小さい頃どのような指導を受けたのか覚えている筈もないのに。
 その後、すばらしいシステムに出会い、たくさんの経験をして今思うことは《初めて音楽に触れる子どもの目線で教材を選び、それをどのように用いる事ができるか》これが教師のキーポイントではないでしょうか。【ピアノで学ぶ楽典】はそんな視点で作りました。


…… いかがでしたか? LPOが創刊されてもうすぐ2年を迎えます。編集室一同、気分新たに、皆さまに愛される紙面作りを目指していきたいと思っております。ご意見・ご感想などどしどしお寄せ下さい!



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