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音楽之友社 ブラインドタッチで弾ける おとなのための 楽しいピアノスタディ 角 聖子 ![]() テキスト 全3巻 定価 各1050円 併用曲集 全2巻 定価各1050円 ピアノを弾きたくて練習をはじめられるおとなの方が近年増えていると聞きます。ところが、たくさんの方がやめていくという話も、あちこちから聞きます。ピアノが弾けたことの喜びが続かないことを残念に思い、また、何とかしなければと思いました。日本中のお父さん、お母さんにピアノを弾かせたい、ピアノが弾けたという喜びで輝かせたいというのが私の願いでしたから。 おとなの方の演奏を拝見していますと、多くの方が手元を見ながら弾いていらっしゃいます。「先生、私たちって暗譜をしないとピアノが弾けないんです。手元と楽譜を同時に見るなんてできません。だから、否も応もなく、今やっている『1曲だけ』で、先に進める自信がないんです。」
…… こどもの頃から練習した方にはあまりない悩みなのですが、おとなから始めると、そのままではブラインドタッチ(=鍵盤を見ないで、鍵盤の位置や音程の幅の感覚を指に覚えさせること)が付きにくく、自然、手元を見ながらの演奏になります。すると、どうでしょうか。指の動きに集中するあまり、音楽を楽しむ余裕は生まれにくくなります。また、前にやった曲を楽譜をちらちら見ながら弾くこともできません。楽譜を読む力もつきません。目が疲れ、肩が凝るといった障害も出てきます。こんな状態で、果たして「あこがれのピアノ」を弾いているという満足感を持てるでしょうか? 今回の教本にはブラインドタッチをつけるためのカリキュラムを盛り込み、全3巻終了時点で「エリーゼのために」を原曲で弾けることを目標としています。1巻目は基礎編で、全編ナチュラルポジション(5指のポジション)の練習です。また前半は移動ポジションもありません。とにかく、ここではナチュラルポジションをしっかり学びます。そのために、ポジションを動かさずに、さまざまな練習ができるよう工夫してあります。また、機械的ではなく、きれいな響きがでるよう、編曲にも一味加えました。 ●プロフィール |