2002.8月 第41号


音楽之友社 編

「ピアノ名曲120選」


初級編
中級編
上級編

 ピアノ名曲を弾く楽しさがいっぱいにあふれる曲集をつくろう。「ピアノ名曲120選」は、そのような思いから制作したピアノ名曲集です。《エリーゼのために》や《別れの曲》などの憧れの名曲から、シベリウスやモンポウなどの知る人ぞ知る名曲にいたるまで、120曲を厳選し全3巻に収めています。

◆ピアノ名曲集をつくる喜び

 名曲集はなんといっても「選曲」が命です。ですから編集作業は、まず名曲を数多く収集することから始まりました。国内外の数多くの楽譜を総ざらえし、「ホームクラシック」や「ピアノ名曲集」などのCDを集め、演奏会や発表会、コンクールのプログラムなど、出来る限り多くの資料を徹底的に調べたのです。
 これらをもとにたたき台をつくり、まずは編集部内で意見を交わしたところ、「なぜあの曲が入ってないの?」「この曲は必要かな?」など、ピアノの大好きなスタッフたちの率直な意見が飛び交いました。
 これと並行して、ピアニストやピアノの先生・生徒、楽器店の楽譜担当者、など社外の多くの方に助言をお願いしました。とっておきの名曲を教えて頂いたり、構成上の貴重な意見を頂いたり……。こうして選曲案を何度も何度も練り直していったのです。
 編集作業は、新しい曲の発見、再発見の連続でした。楽譜を見直し、CDを聴き、易しい曲ならスタッフ自らが弾いてその魅力を確かめました。

◆近現代の新鮮な響きがいっぱい

 この「ピアノ名曲120選」には、ラヴェルやガーシュインなどの近現代の新鮮な響きがあふれていることが大きな特徴です。モンポウやヤナーチェク、ナザレー、プーランクらの作品は、きっと新たな感動をもたらしてくれるでしょう。また池辺晋一郎や湯山昭、三善晃、吉松隆、平吉毅洲ら日本人の素晴らしい作品も多くの方に知ってほしいと思います。

◆こどものための名曲もたくさん

 感受性の豊かなこどもたちには、早い時期から多くの作品を与えるのがよいでしょう。この曲集は発表会の選曲にもきっと役立つはずです。また、こどものためのピアノ曲は、ピアノを弾く喜びの原点を思い出させてくれます。先生や大人の愛好家の方々にもぜひ弾いて頂きたいと思います。

◆編曲作品を弾く喜び

 「名曲集」でいちばん特色が出るのが初級レベルの選曲です。この「ピアノ名曲120選」では、やさしく弾ける編曲作品を数多く取り入れました。CDや演奏会などでよく知っている曲を弾く喜びは、きっとピアノの上達を早めてくれるでしょうし、ピアノがオーケストラに匹敵する豊かな響きを持っていることを知るよいきっかけになります。

◆ピアノ名曲の豊かな世界のガイドとして

 ピアノの名曲は、ここに収めた120曲にとどまりません。ピアノ名曲の世界は実に豊かで、いい曲が数多くあります。編集部では、この曲集がきっかけとなって、皆さんが多くの素敵な曲との出会うことを心から願っています。きっと良きガイドとなってくれるはずです。

☆「ピアノ名曲120選」

初級編(バイエルからブルグミュラー程度)
中級編(ツェルニー30番〜40番程度)
上級編(ツェルニー40番以上)

各1100円 好評発売中!



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